2022.09.25
歯周病
こんにちは!
陽だまりデンタルクリニック 院長 豊田 です。
今回は自分の研究していた歯周病に関して書いていきます。
テレビやニュースなどで注目されている歯周病ですが、これほど取り上げられるのは最近の話。
10年ちょっと前くらいまでは、それほど取り上げられていなかった気がします。
健康に対する関心が高まって、歯周病に対する意識が変わってきていることは良いことですね。
それでも、日本において成人の7-8割が歯周病に罹患していると言われています。
なぜ?これだけ色々言われているのに・・・
理由は簡単! 大概の方は歯周病であることに気づいていない!
なぜ気づかないか?
そう、〖検診〗に行かないから‼ です。
歯周病は初期症状が『軽い出血』『歯茎の腫れ』くらいなので、あまり気にしません。
ほー、この時点で「歯周病で抜歯になってしまうコース」の入り口に立っていることに気づいていない!
少し乱暴な表現ですが、あまり間違っていません。
重度の歯周病の患者さんも初めは軽い出血、歯茎の腫れでした。
でも、いつの間にか静かに進行して、『グラグラする』『膿が溜まって腫れてる』といった状態に。
もちろん、この状態からでも改善することはありますが、一定のラインを超えていると
どんなに治療しても治らないケースが出てきます。
そうならないためにも定期的に検診をして自分の口の中の状態を知るべきです。
当院の検診はただ単に『問題ないですね、大丈夫ですよ~』では終わりません。
口の中の現状・注意してほしい部位・その部位に対する対策の説明を行います。
つまり、現状を把握してトラブルの種の段階で予防処置を講じます。
これがお口にとって、とても大切です。
次回は〖検診〗に関して詳しく書いていきます。
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