歯周病と認知症の関係性は?

2023.08.14

一般歯科検診歯周病

こんにちは!陽だまりデンタルクリニック 院長です!

もうすぐお盆ですね。私事ですが、私の父の初盆なので色々と考えてしまう時期です。

今回のブログのテーマは「歯周病と認知症の関係」です。

なぜこのテーマかと言いますと、亡くなった父が認知症だったので、今自分がしている仕事とからめて書かせてもらいます。

この認知症は現代社会において避けては通れない問題になっています。

「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」の推計では、65歳以上の認知症患者数は2020年に約602万人、2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されています。

これはすでに人ごとでは無いデータですよね。

その認知症と、ある意味身近な歯周病の関連性が示唆されているデータがあります。

九州大学の武洲教授率いる研究チームは、歯周病と認知症の関連性について詳細な研究を行っています。

その彼らの研究によって歯周病菌が脳内に影響を及ぼす可能性があることが示唆されました。

認知症の主要な原因とされているアミロイドβは脳内で異常な蓄積を引き起こすことで神経細胞の損傷をもたらします。

このアミロイドβを増やし、脳に取りこむ過程で歯周病菌が関わってくるという内容です。

また、仕事上の経験的にも歯が多くある方々がお元気である気がします。

歯周病が進行すると、歯茎や歯根の周囲に炎症が広がり、歯が失われる可能性が高まります。

そして、歯がなくなることで食事の制約が生じ、栄養の偏りが起こりやすくなります。

さらに、歯周病に伴う炎症反応が全身に影響を及ぼし、炎症性物質が血流を介して脳に影響を及ぼす可能性が考えられます。

このような状況から、歯周病と認知症の関連性には複数の要因が絡んでいると考えられます。

しかしながら、まだまだ解明されていない点も多く、確固たる因果関係は示されていません。

今後の研究によって、具体的なメカニズムや予防策が明らかにされることでしょう。

このような研究結果を踏まえて、私たち一人一人が口腔の健康に対する意識を高めることが重要です。

日常的な口腔ケアや定期的な歯科検診を受けることで、歯周病のリスクを低減するだけでなく、認知症の予防にもつながるかもしれません。

また、バランスの取れた食事や栄養摂取にも配慮することが、口腔と脳の健康をサポートする一環となります。

歯周病と認知症の関係については、まだまだ解明が進んでいる段階ですが、その重要性は確かなものと言えるでしょう。

私たちの健康と幸福を考える上で、口腔ケアの大切さを再認識し、専門家のアドバイスを受けながら健康な生活を送ることが大切です。

今後の研究の成果に期待しつつ、私たち自身も積極的な取り組みを行っていきましょう。

次回は開業1周年を迎えますので1年間の生活を書かせてもらいます。

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