2023.09.14
小児歯科
どうも!陽だまりデンタルクリニック 院長です!
先日保健センターに母子の検診に行ったので、子供の乳歯の生え変わりに関して書いていきます。
子供は年齢が6歳を超える頃になると永久歯が生え始め、その結果、乳歯が少しずつ揺れ始めます。この揺れ始める段階で子供によっては乳歯が気になって抜きたくなるかもしれませんね。
乳歯から永久歯への生え変わりは、一般的に6歳から12歳にかけて進行します。そして、それぞれの歯には生え変わりの時期がありますので、以下をご参考にしてください。
ただし生え変わりは個人差がありますので、時期からずれていなくともそんなに心配しないでください。
歯が揺れ始めたら、最初に確認するべきは、それが適切な時期であるかどうかです。
適切な時期に揺れ始めていて、下に大人の歯が出てきている場合は抜歯しても問題ありません。ただし、無理に抜くことは避けましょう。無理に抜くと歯ぐきを傷つけたり、歯の根っこを折ることがあります。むしろ、自然に歯が抜けるのを促すために、お子様に少しずつ舌や指で揺らすようにお伝えください。これにより、歯ぐきや他の歯に負担をかけず、歯茎のトラブルを予防できます。
歯がほとんど抜け、歯ぐきにぶら下がっている状態になったら、清潔な指で優しく抜いてみましょう。抜歯後に出血した場合は、清潔なガーゼを使って歯が抜けた場所に軽く圧迫し、出血を止めるようにしてください。通常、5分程度で出血は止まります。
しかし、以下の場合は歯科医院を受診することをお勧めします:
永久歯が出てこない場合、それは骨の中に埋まっているか、遺伝的な理由によるものかもしれません。そういったケースは大きい写真(パノラマ写真)を撮ったりして詳細な検査を受けることを検討しましょう。
歯が少なかったりすると、ご両親は「他の子は歯が全部あるのにうちの子はないの?」と心配することがあります。
でも歯は人によってそれぞれ(個性です)なので、少ない子もいれば多い子もいます。
将来的に審美面で矯正したほうが良いケースもありますが、基本的には歯がちょっと無くても大丈夫です。
お子さんのお口の中で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
ではまたー
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