こんにちは！陽だまりデンタルクリニック　院長の豊田です！

今回は１年間まるまる歯科医院をしてみて感じたこと、良かったこと、難しかったことを書いていきます。

①　時間が足りない！

はっきり言って想像していたよりもはるかに時間が足りません！診療準備、治療計画、新しいシステム、治療への試み、ミーティング、勉強会、勉強の準備、診療、医院管理、人事などなど・・・。開業前から予想していたことなのですが、人生で今が一番忙しいです！これまで開業されてきた歯科医の先輩方はこれを数十年もこなしているのかと思うと恐ろしく尊敬が深まります…。しかしながら、いくら時間がないと感じていても患者さんへの診療準備、治療計画は最優先で入念にしておりますので心配しないでくださいね。

②　歯周病への意識改革はやっぱり難しい！

私は歯周病治療を専門にしていますが、それでも歯周病治療はなかなか難しいですね。歯周病治療を一通りした後は「よかった！だいぶ良くなりましたよ！」となるのですが、油断すると「あら、歯周ポケットが少し戻ってきている…」という方がチラホラいらっしゃいます。人は何かを継続することや、これまでの習慣を大きく変化させるのは難しいとよく聞きます。ただ、歯周病治療はクリニックだけではよくなりません。患者さんにもご自宅で丁寧にブラッシングしていただき、フロスや歯間ブラシを使いながらご自身の奥地の中をケアしてもらわなければよくなりません。

　〖　クリニック治療　×　患者さんのブラッシング　〗

これがうまくいくと劇的に改善しますし、長持ちします！ただ、治療が一段落すると油断してしまい以前の状態に戻りそうになる患者さんがいます。定期的に来てもらっていれば指摘して改善できるのですが、定期検診・メインテナンスに来られない方はどうしようもないんです。自分の歯を守ろう！というモチベーションの維持って難しいですね。

③　人って頑張れば成長します！

これは大人でも子供でも、自分もそうです（やや自画自賛）。私自身、この一年間で多くの事を学び、気づき、成長していると思います。それは患者さんも同じですね。特に子供は感動します。今まで怖くて経過観察的な治療しかできなかった子供が、半年くらいたつと成長して治療を受けられるようになる。このシーンは成長を感じましたし、感動モノでした（ウルっときましたね）。

と３個ほど箇条書きで書きましたが、今回は以上です。

次回はさらに感じたことを書いていきますね。

ではまた～