2025.03.29
一般歯科
こんにちは、陽だまりデンタルクリニック院長です。
桜が咲き誇る春は、新生活のスタートの季節。新しい環境への期待とともに、実は私たちの口腔内にも様々な変化が訪れています。気温の変動、環境の変化、そして新生活特有のストレスは免疫力を低下させ、知らず知らずのうちに口内トラブルを招いてしまうことがあります。
今回は、春に特に気をつけたい口腔トラブルとその対策について、わかりやすくお伝えします。
春は花粉症シーズンの到来とともに、鼻づまりに悩まされる方が増えます。鼻呼吸ができないと、自然と口呼吸になってしまいますが、この口呼吸が口腔内の乾燥を招きます。
口内が乾燥すると、細菌から私たちを守る唾液の分泌量が減少。唾液には自浄作用や抗菌作用があるため、その減少は虫歯や歯周病リスクの上昇に直結します。
また、花粉症のお薬には口の渇きを引き起こす副作用があるものも。知らず知らずのうちに口腔内の環境が悪化していることもあるのです。
春は環境の変化が大きく、ストレスや疲れが蓄積しやすい季節です。このような状態が続くと免疫力が低下し、口内炎ができやすくなります。
特に新生活のスタートは生活リズムの変化も大きく、知らず知らずのうちに体に負担がかかっているものです。
口腔内の乾燥を防ぐために、こまめな水分補給を心がけましょう。水やお茶などの飲み物を職場やデスクに常備しておくと良いでしょう。
また、唾液の分泌を促すためにガムを噛むことも効果的です。キシリトール配合のガムなら、虫歯予防にも役立ちます。
口腔内の健康は、全身の健康と密接に関わっています。新生活で乱れがちな食生活や睡眠リズムを整えることは、口腔トラブルの予防にもつながります。
特に口内炎の予防にはビタミンB群やビタミンCが有効です。野菜や果物を積極的に摂り、免疫力を高めましょう。
春の季節は特に丁寧な口腔ケアが重要です。フッ素入り歯磨き粉を使用し、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。
歯磨きのポイントは「力強く」ではなく「丁寧に」。特に就寝前の歯磨きは、一日の終わりに口内をリセットする大切な時間です。
新生活のストレスは、知らず知らずのうちに歯ぎしりや食いしばりの原因になることも。就寝中の歯ぎしりは、気づかないうちに歯を摩耗させ、顎関節症の原因にもなります。
リラックスできる時間を意識的に作り、ストレスを溜め込まないようにしましょう。深呼吸やストレッチ、趣味の時間など、自分なりのリラックス法を見つけることも大切です。
花粉症対策として鼻うがいを取り入れてみませんか?鼻腔内の花粉を洗い流すことで、鼻づまりを軽減し、口呼吸の機会を減らすことができます。
専用の器具もありますが、生理食塩水を使った優しいうがいから始めてみるのもおすすめです。
新生活が始まったこの機会に、ぜひ歯科医院での定期検診を予定に入れてみてください。引越しをされた方は、新しい地域のかかりつけ歯科医院を見つけることも重要です。
プロによるクリーニングは、自宅では落としきれない歯垢や歯石を除去し、虫歯や歯周病を予防します。また、早期発見が何よりも重要な口腔疾患の予防にもつながります。
口腔内の健康を維持するには、日々のセルフケアと定期的なプロフェッショナルケア、両方のバランスが重要です。
「痛くなったら歯医者に行く」という考え方から、「痛くならないために歯医者に行く」という予防歯科の考え方へ。これが健やかな口腔内環境を維持する秘訣です。
春の新生活は期待と不安が入り混じる季節です。環境の変化に適応しようとするからこそ、口腔内トラブルにも注意が必要です。
丁寧な日常のケア、適切な水分補給、バランスの良い食事、そして定期的な歯科検診。これらを心がけることで、健康的な口内環境を維持し、新しい生活を気持ちよく送ることができます。
この春、あなたの笑顔がさらに輝くよう、私たち陽だまりデンタルクリニックも応援しています。お口の健康に関するご質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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